緑の地球ネットワーク

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▼大同の青年たちの奮闘
さまざまな困難を克服し、この事業が「国際協力の貴重な成功例」と評価されるようになったのは、地元の青年たちの奮闘によるものです。協力プロジェクトの現場を日本のスタッフといっしょに回り、寝食をともにしながら議論を重ね、相互理解を深めました。自分たちが植えた木が育てばうれしいし、枯れるとくやしいのです。共通の感情が生まれ、やがて考え方まで似てきます。北京から訪れた中央の幹部が「中国人と日本人とで、どうしてこんなことができるのだ?」といって不思議がるくらい。当時のなかまは大同市の副市長、区や県の党書記などになって、この事業を応援してくれています。

▼日本からのボランティア
1992年からの20年間で植林のため大同を訪れた日本人は延べ3500名。たびたび訪れる人も多く、なかには20回近くの人も。最年少は10か月の横田晴樹くんで、最年長は84歳。地元の人といっしょに汗を流し、農家にホームステイすることもありました。緑の地球ネットワークが独自に派遣するもののほかに、労働組合や企業の活動して取り組まれているものもあります。

▼協力事業のための資金
1992年に協力を開始したときのプロジェクト資金は人民幣で年間10万元でした。その後、事業規模がだんだん拡大し、最近では年間400万元くらい。20年間の累計は4千万元を超えています。いずれも大同におけるプロジェクト建設に直接ついやしたもので、専門化やスタッフの派遣費用、日本国内での管理費などは含まれていません。